- 2025/01/30
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〜思う介護から想う介護へ〜
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今、「任侠ヘルパー」見てました
福祉理念と任侠道は
通じるところがあるっていう
趣旨なのかな
介護側から見ると
システマチックで体裁だけを
整えることではなく
人間と人間の関わりは
深く、そして果てしのないものだと。。。
前にもブログで書いたり
あちこちで僕は話しているのですが
『介護事業所はめ組になれ』と
そう、「暴れん坊将軍」にでてくる
さぶちゃん率いる軍団です。
まさに、そのことですね
さて、うちの施設に入居している方が
最近、「焼肉!焼きいか!」の
リクエストが多かったので
昼食は炭を熾して焼肉となりました。
肉の匂いに誘われ
皆さん部屋から出てきたと思ったら
車椅子に何やら隠し持ってきたTさん
ニコニコしながら
「プシュ!」
酎ハイ飲んでました
僕は車で行ったことを
後悔しましたが。。。
この設えたものでない
「普通さ」がいいですね。
今日は、久しぶりに町外の病院へ
通院の付き添いに行ってきました。
この病院の精神科は良いとう
評判をよく耳にしていたが、
行って見て「なるほど」
と思いました。
僕が一番に感じたのは
Drや看護師さんの
「普通さ加減が心地よい」
言い換えると
「時間の流れが心地よい」
↓
「雰囲気がいい」
これは、たぶん外来のスタッフが
チームを意識して取り組んでいるんだな
と感じました。
いろいろな病院の外来を見ていると
込み合えば込み合うほど
殺伐とした雰囲気になり
スタッフの歩くスピードも異常に早く・・・
など、待っているのが悪いなという感覚に
なることがあります。
さあ、自分の動きはどうですか?
気づかぬ内に眉間にしわを寄せて早歩きしていませんか?
介護の仕事は、まずは全てを受容できる
「雰囲気」をつくることから!
1時間に1回でいいです
自分自身を見つめてみてください。
僕の住む栗山町には
実は作家やアーティスト、職人が
工房を持ちながら活躍している町です。
我々、志援も何人かの職人さんと
「Little Wood」というレーベルをもって
UDという視点で考え、製作しています。
例えば、このロッキングチェアーは
発注者の体にのみ合う高さや幅でつくられています。
発注者は「人生の最後まで座っていたいと思える椅子を」
というリクエストでした。
あとは左手用の急須。(なかなか見ないです)
現在日本で流通している福祉用具や介護用品、
機能は良くても何かが足りない気がします。
正座することができなくなった高齢者が
安心して気持ちよく座れる椅子。
愛着を持つべき日用品。
なぜ、その柄なんだろう?
なぜ、こんな色しかないのだろう?
??が多いです。
そこで、自分たちが出来ることから始めよう
と、「Little Wood」は生まれました。
今月、その仲間も参加している作家の集まりで
作品展を開くそうです。
「時をこえる風」
くりやま発・8人のかたち
9月19日(土)から9月27日(日)
10:00~18:00
匠の森ギャラリー
栗山町鳩山11-65
石川進一 陶芸家
伊藤圭介 鍛造作家
奥田秋湖 書家
櫻井芳枝 キャンドル作家
中川 晃 ガラス作家
藤島 亮 イラストレーター
増田忠宏 家具作家
宮本秀仁 家具作家
宮本さんは志援の施設家具を作ってくれています。
奥田さんは廣樹庵やサンヴィレッジ岩見沢の
看板の字をかいてくれた方です(ちなみに幼馴染)。
みなさん、ぜひ見に行ってください。