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志援ISM

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プシュ!

今、「任侠ヘルパー」見てました
福祉理念と任侠道は
通じるところがあるっていう
趣旨なのかな

介護側から見ると
システマチックで体裁だけを
整えることではなく
人間と人間の関わりは
深く、そして果てしのないものだと。。。

前にもブログで書いたり
あちこちで僕は話しているのですが
『介護事業所はめ組になれ』
そう、「暴れん坊将軍」にでてくる
さぶちゃん率いる軍団です。
まさに、そのことですね

さて、うちの施設に入居している方が
最近、「焼肉!焼きいか!」の
リクエストが多かったので
昼食は炭を熾して焼肉となりました。
肉の匂いに誘われ
皆さん部屋から出てきたと思ったら
車椅子に何やら隠し持ってきたTさん
ニコニコしながら
「プシュ!」
酎ハイ飲んでました
僕は車で行ったことを
後悔しましたが。。。

この設えたものでない
「普通さ」がいいですね。
 

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ヘルパーのススメ

第17回 日本介護福祉学会も
いよいよ今週末になりました。
プレゼンのパワーポイントの仕上げも
大詰めの日々です。

僕の修士課程のテーマを一言で表すと
「在宅給付型施設の可能性」です。
image002.jpg







ハードが整ってるだけでは駄目。。。
ハートが熱いだけでは駄目。。。
ハンドに拘るだけでは駄目。。。
どうバランスをとりながら可能性を
広げるかということです。

僕は講演や施設見学に来た方に
よく話す例えですが
「箱の中に人が住むのではなく
住んでる一軒一軒に大きな屋根を
つけただけです」
と伝えます。
この見方が出来れば
IADL(手段的日常生活動作)
の捉え方が画期的に変わります。

例えば訪問介護を利用している要介護1の方と
施設に入居している要介護1の方を比べると
IADLは明らかに違います。
というかIADLが奪われています。

僕は施設の介護職を経験してから
訪問介護のヘルパーを経験しましたが
一人ひとりの生活がまさに目から鱗でした。

ぜひ、施設や集合的なケアの現場しか
経験をしていない専門職は
ヘルパーの現場を経験してください。
きっと介護観が変わりますよ。

第一章

介護保険法 第一章 第一条に

「この法律は、加齢に伴って生ずる
心身の変化に起因する疾病等により
要介護状態となり、入浴、排せつ、食事等の介護
機能訓練並びに看護及び療養上の管理
その他の医療を要する者等について
これらの者がその有する能力に応じ
自立した日常生活を営むことができるよう・・・」

と続いています。

今一度振り返ってください。

「入浴、排せつ、食事等の介護」
入浴、排せつ、食事のみの介護に
なっていませんか?

「自立した日常生活を営む」
日常生活とはなんでしょう?
僕の日常とあなたの日常は違います。。。

介護現場では答えの見つけずらい部分であり
忙しいからという理由で、後回しになりがちですが
揺ぎ無い大原則です。

Medical incident(ヒヤリハット)は
医療現場では医療的準則に従った
医療行為が行われなかった(人的エラーが発生した)が
結果として被害が生じなかった事例に使われる。
                      (Wikipedia)
とありますが
これを介護現場で見てみると
一人一人の日常を大切にしない介護は
ヒヤリハットになると思いませんか?

今日は大学院の日だったせいか
学術的に考えてみました。。。


雰囲気!

今日は、久しぶりに町外の病院へ
通院の付き添いに行ってきました。
この病院の精神科は良いとう
評判をよく耳にしていたが、
行って見て「なるほど
と思いました。

僕が一番に感じたのは
Drや看護師さんの
「普通さ加減が心地よい」
言い換えると
「時間の流れが心地よい」
    ↓
「雰囲気がいい」
これは、たぶん外来のスタッフが
チームを意識して取り組んでいるんだな
と感じました。

いろいろな病院の外来を見ていると
込み合えば込み合うほど
殺伐とした雰囲気になり
スタッフの歩くスピードも異常に早く・・・
など、待っているのが悪いなという感覚に
なることがあります。

さあ、自分の動きはどうですか?
気づかぬ内に眉間にしわを寄せて早歩きしていませんか?

介護の仕事は、まずは全てを受容できる
「雰囲気」をつくることから!
1時間に1回でいいです
自分自身を見つめてみてください。

時をこえる風

僕の住む栗山町には
実は作家やアーティスト、職人が
工房を持ちながら活躍している町です。

我々、志援も何人かの職人さんと
「Little Wood」というレーベルをもって
UDという視点で考え、製作しています。
例えば、このロッキングチェアーは
発注者の体にのみ合う高さや幅でつくられています。
発注者は「人生の最後まで座っていたいと思える椅子を」
というリクエストでした。
2807ce35.jpg








あとは左手用の急須。(なかなか見ないです)
DSC01288.jpg








現在日本で流通している福祉用具や介護用品、
機能は良くても何かが足りない気がします。
正座することができなくなった高齢者が
安心して気持ちよく座れる椅子。
愛着を持つべき日用品。
なぜ、その柄なんだろう?
なぜ、こんな色しかないのだろう?
??が多いです。
そこで、自分たちが出来ることから始めよう
と、「Little Wood」は生まれました。

今月、その仲間も参加している作家の集まりで
作品展を開くそうです。

「時をこえる風」
くりやま発・8人のかたち

9月19日(土)から9月27日(日)
10:00~18:00
匠の森ギャラリー
栗山町鳩山11-65

石川進一 陶芸家
伊藤圭介 鍛造作家
奥田秋湖 書家
櫻井芳枝 キャンドル作家
中川  晃 ガラス作家
藤島  亮 イラストレーター
増田忠宏 家具作家
宮本秀仁 家具作家

宮本さんは志援の施設家具を作ってくれています。
奥田さんは廣樹庵やサンヴィレッジ岩見沢の
看板の字をかいてくれた方です(ちなみに幼馴染)。

みなさん、ぜひ見に行ってください。