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志援ISM

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原点探し

前回の記事で書いた、
志援を救った、信じて揺るがない「介護福祉への理念」
その原点から今までを、1回では書ききれませんが
書いてみようと思います。

今から、ちょうど15年前に
僕は老人保健施設の
介護職員として働き始めました。
大学の経済学部を卒業したての僕は
もちろん資格なし。知識や技術もなし!
そもそも、介護施設とは何ぞや
という位でしかなかった。

白いジャージを着て、初めて踏み入れた現場は
70人の高齢者が暮らす中間施設(病院と家の間にあるという意味)。
自己紹介をして、先輩の後について
オムツ交換→体操→昼食→オムツ交換→レク
あっという間に夕方になっていた。
今よりも当然若くて元気のいい僕は
早く入居者の名前を覚えたくて、
なぜか早く仕事を終わらせて
勤務時間内にもかかわらず
休憩したがっている先輩を横目に
入居者との話に盛り上がっていると

「後藤君、その人ボケてるから話しても伝わらないよ!」

先輩はひとりひとりの病状や症状を
伝えたかったのかもしれないが
それを、本人や他の入居者のいる前で話すべきことか
素人の僕でも「おかしいんじゃないか」
と思える出来事だった。
その日から僕は、施設での
「不思議なこと探し」がはじまった。
そして誰にも負けない
「介護論と技術」を身につけようと心に誓った。。。

つづく。。。
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ご心配をおかけしました。

皆様、お久しぶりです。
かなり更新をサボってしまいました。

と、いいますか...更新できませんでした

「アントレプレナーな毎日!」というタイトルの如く
経営者として、悩み、もがき、苦しんだ数ヶ月間でした。
2009年に入り、強力なパートナーと共に歩むことが決まり
前向きな毎日を過ごせるようになりました。

結局最後は
自分が信じて揺るがない「介護福祉への理念」と
我社 「株式会社 志援」 スタッフ達の明日を信じる強い心
そして、その志に価値を見出してくれたパートナー。
それら全てが、明日へと繋ぐ結果となりました。
(詳細は追々更新していきます)

Image017.jpg





(高齢者専用賃貸住宅 サンビレッジ北広島~リビングから見あげた青空~)
11月開設

全国ケアサミットin軽井沢 2

「全国ケアサミットin軽井沢」の続きです。

このケアサミットは全国のケア現場で働く仲間に
もっと元気に、そして前向きに働こうという
主旨のサミットでした。
そして、全国に向けてアピールを出そう!
という目的がありました。

では、アピール紹介をします

「全国ケアサミットin軽井沢 アピール」

我々、対人福祉サービスに携わる者にとって
理想のケアとは
「一人一人の利用者がその人らしく生きていくこと、
その人の自己実現を徹底して支援すること」
だろう。

そのために、ケアに関わる全ての専門職は
知識と技術を高め
意識と感性を研ぎ澄ませ
利用者が安心して生活できる環境を創出し
心から喜んでいただくことのできる
サービスを提供することに専心しよう。

ケアを取り巻く環境は厳しさを増しているが
忙しさを理由にした
後ろめたさの残るケアとは決別し
自分たちの仕事に誇りを持って
多くの仲間たちと
「やりがい」と「楽しさ」を共有し
晴々と胸を張って、上を向いて歩んでいこう。

初秋の軽井沢から吹く清新な風に乗って
ケアの新しい時代の幕が開く。

この風を全国の隅々まで行き届かせ
全国の志を一にする仲間と共に
新たな航海に出かけよう。

2008年9月19日
全国ケアサミットin軽井沢 出席者一同

全国ケアサミットin軽井沢

久しぶりの更新です。。。

この夏は、経験値が容量オーバーするのでは
と思うくらい、盛りだくさんのでした。
きっと、経営者としての器を広げるための試練だと
言い聞かせながら、毎日笑うことにしています

さて、9月18日19日は「全国ケアサミットin軽井沢」に
出席してきました。
おまけに少しだけ皆さんの前で
お話をさせていただく機会も頂きました。

自分が志している福祉が、どう受け入れられるのか
日々、自問している中で、このような機会と出会いは
「正しいものは正しい」と胸をはれる
気持ちの晴れるサミットでした。

特に長野県泰阜村村長の松島氏の話は
普段、僕が話している内容とあまりにも似ていたので
失礼でしたがお話中に、うれしさのあまり
大声で笑ってしまいました。
国や自治体が決めた制度で
高齢者の福祉は完結しないこと。
つまり、生きるというサポートには介護保険は
半分程度の支援しかできないということ。
つまり、制度下での業務だけでは
本当の意味での現場主義ではないということ。

その為に、地域に根ざした活動とあらゆる条件でのハードの提供。
まさにハンドとハードとハートの提供が
高齢者福祉では必要なのです。
そして、それを理解したうえで展開できる介護スタッフの教育こそが
日本の福祉を変革させるのでしょう

介護福祉士の意地

中国から帰ってきて、ほぼ1ヶ月。。。
何となく、心に変化が芽生えました

「とことん正直に自分の仕事をまっとうしたい」
(栗山JCの誰かのスローガンみたいですが

そう自分は介護福祉士なんです。
街を歩いていて、すれ違う人に介護の相談をされる。
たまには自宅にまで相談の来客が来たり
家に電話がかかってきて相談に応じる。。。
そんな「め組の頭」が僕の理想なんだと

気がつくと、資金繰りやマネジメントにばかり
頭が偏っていたようにも思う。
もちろん、会社が成長するために絶対的に
必要なことではあるが
バランスよくプロとしての自分も大切にしたいと思う。

そう「社会の中にある問題を解決すること」が
ソーシャルアントレプレナーだから

何となく志援の基点となる『栗山町』でも
会社の前を歩く人が話しかけずらい雰囲気を
つくっていたのでは?と反省してます。

そう思ってからはスーツを脱いで
私服に変えました!(まずは格好から

僕の原点は086a9083jpegここから始まったから
(15年前の施設勤務のときです!)