2009/03/14 Category : 未選択 原点探し 前回の記事で書いた、 志援を救った、信じて揺るがない「介護福祉への理念」 その原点から今までを、1回では書ききれませんが 書いてみようと思います。 今から、ちょうど15年前に 僕は老人保健施設の 介護職員として働き始めました。 大学の経済学部を卒業したての僕は もちろん資格なし。知識や技術もなし! そもそも、介護施設とは何ぞや という位でしかなかった。 白いジャージを着て、初めて踏み入れた現場は 70人の高齢者が暮らす中間施設(病院と家の間にあるという意味)。 自己紹介をして、先輩の後について オムツ交換→体操→昼食→オムツ交換→レク あっという間に夕方になっていた。 今よりも当然若くて元気のいい僕は 早く入居者の名前を覚えたくて、 なぜか早く仕事を終わらせて 勤務時間内にもかかわらず 休憩したがっている先輩を横目に 入居者との話に盛り上がっていると 「後藤君、その人ボケてるから話しても伝わらないよ!」 先輩はひとりひとりの病状や症状を 伝えたかったのかもしれないが それを、本人や他の入居者のいる前で話すべきことか 素人の僕でも「おかしいんじゃないか」 と思える出来事だった。 その日から僕は、施設での 「不思議なこと探し」がはじまった。 そして誰にも負けない 「介護論と技術」を身につけようと心に誓った。。。 つづく。。。 PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword